あらゆる手段を用い求人を探すこと

救命医の求人の探し方に関して注意すべきポイントは、媒体を一つに絞らないことです。
最終的には何かの媒体、あるいはコネクションや紹介など一つの方法によって転職先を見つけざるを得ませんが、しかし、最初から一つに絞り込むのは危険です

いくつもの媒体を抱えるのは面倒なもの。
しかし、患者ができるだけ多くの病院を調べたり診療を受けながら最終的に一つに絞り込みたいと考えるのと同様に、医師も複数の媒体を活用・利用しながら絞り込んでいく方が失敗が少なく、また、自分に合った媒体で転職先を見つけることにも繋がるでしょう。

複数の媒体を通じて転職先を探すことで、目にする求人の数も増えます。
医師転職専用サイトやエージェントなどでは、それぞれ抱えている求人には違いがあり、それが独占であることも少なくありません。
ある医師転職用サイトで取り扱っている求人を他の媒体を利用しても目にするかと言えば、その可能性はとても低いのです。
これを考えただけでも、媒体を一つに絞らないメリットが理解できるのではないでしょうか。

また、医療機関同士を比較するのも、求人の探し方として非常に重要です。
比較のない決断は、リスクを丸抱えするようなもの。
救急科は医療機関ごとに待遇差があるため、比較は入念に行いましょう。

病院の内側にも目を向けること

医療機関同士を比較することとも繋がりますが、求人を出している病院の内側にも目を向けることをお勧めします。

内側とは、勤務体制シフトワーク、医師の人数設備などのこと。
救急科は人手不足が深刻な分野でもあるため、医療機関によっては少ない医師でシフトを組んでいることも少なくありません。
もしそのような病院に入れば、無理な勤務状況に身を置かざるを得なくなるでしょう。
それにやりがいや使命感を感じるのであれば構いませんが、慢性的な人手不足の状況はそこで働く医師の精神にも悪影響を与える可能性大。
転職後に再び転職を検討し始めることがないよう、医師に過剰な負担がかからない体制や設備が整っていることを事前に確認しておくことが重要なのです。

女性の場合には、女性に対する待遇が十分であるかの確認も必要でしょう。
出産や育児に関する制度が整っているか否かのみでも、女性に優しい職場であるかどうかが窺えるはず。
同性の救命医がいるかどうか、これも一つの注意すべきポイントとなるかもしれません。

病院の内側を見てみれば、表面からは見えなかった重要な事柄が掴めることもあります。
転職の失敗を防ぐためには、こうした注意や行動が求められるのです。

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