強い喜びと達成感が得られる救命医

救命医は人の命を救う仕事です。
医師は皆そうかもしれませんが、瀕死の状態の患者を診ることも少なくないため、常に命のやり取りの現場に身を置いていると言っても過言ではないでしょう。
そのような状況において、もし自らやチームの懸命な措置によって患者の命が取り止められれば、それほど強い喜び達成感を感じられる瞬間はないのではないでしょうか。
これが救命医のメリットの一つであり、最大の魅力でしょう。

救命医は他の診療科目の医師と比較すると、患者やその家族に感謝されやすいという特徴があります。
その理由は上記したことからなのですが、実際に患者が健康や元気を取り戻し、家族とともに感謝される瞬間は、何事にも代えがたい幸福感を感じるはず。
懸命に診療したにもかかわらずなかなか感謝されにくく「医者なら当然だ」と思われるような診療科目がある中、この点においては救命医はやりがいを感じやすいのかもしれません。

患者などから感謝されることで広く社会貢献しているという実感も持てますし、その実感が意識やプライドを高め、より仕事に邁進するための活力にもなるでしょう。
院内のみならず院外でも活動することの多い救命医。
こうした経験もこの分野の医師にしかできないこと。
活動を通じて、医師という職業を選択してよかったと強く感じられることも、救命医のメリットなのではないでしょうか。

心身ともにダメージを受けやすいかもしれません

手を尽くしたとしても、必ず患者が救われるとは限りません。
むしろ、瀕死の状態で運ばれ、どんなに頑張っても助けられない患者もいるのですが、そうしたケースであっても、いざ目の前で患者が亡くなれば精神的なショックからは免れないでしょう。
救命救急の分野にいる限り、このようなシーンを何度も経験することになります。
これは救命医のデメリットと言わざるを得ません。
仕方がないことだとわかっていても、辛いものは辛いはず。
この辛さやショックとどう向き合っていくのか、一人前の救命医になるには、この課題がもれなく突きつけられることになるでしょう。

忙しい毎日を送ることになるため、院外、つまりプライベートにもそれが影響する可能性が否定できません。
救命医の負担を和らげるような勤務体制になっていたとしても、心身ともに受けたダメージを休日に拭えるかどうかは別の話。
特に精神的ダメージは常に残るのではないでしょうか。
救命医を志す上で、このようなデメリットも含めて、救命医の仕事内容をよく理解しておくのが良いでしょう。

救命医のデメリットはこうした院外にも及ぶことがありますが、しかし医師転職先としては価値があるはず。
社会貢献度の高さを考えれば、これほどやりがいのある分野はないのかもしれません。

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